見ごろを迎えたナンジャモンジャ=神埼市神埼町の大圓寺

■神埼町・大圓寺

 神埼市神埼町枝ケ里の大圓寺で、ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)の白い花が見ごろを迎えている。早咲きは既に満開で、見ごろは月末まで。県内でまとまった数の花が見られるのは珍しいという。

 環境省レッドリストに指定される希少種で国内では長崎県対馬市など限られた場所に自生する。対馬出身の前住職の阿比留孝生(あびるこうしょう)さん(78)がふるさとの花を見てもらおうと、数本の苗木を持ち込んで植栽した。種を取るのが難しいが地道に増やし、今では45本余りの木が花を咲かせている。花びらは小ぶりでほのかに甘い香りを漂わせる。

 「かわいい。かんざしのよう」「優しい上品な香り。白い花は青空に映える」。訪れた人たちからは笑みがこぼれていた。

 仁比山地区の手芸愛好家によるパッチワーク展も開かれている。問い合わせは大圓寺、電話0952(52)5431。

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