日本遺産の「肥前窯業圏」と茶文化がコラボしたイベント「旅する大茶会」が10月14、15の両日、武雄市で開かれる。コンセプトは県内5地域の焼き物産地を巡る旅。それぞれの特徴を表現した茶室を用意して来場者をもてなし、伝統と文化を生かした観光振興につなげる。

 唐津市、伊万里市、武雄市、嬉野市、西松浦郡有田町の5市町の陶磁器文化が一堂に会し、会場の慧洲園とその周辺に茶道の各流派が協力して五つの茶席を設ける。装飾やしつらいも地域ごとに個性を出す。

 自治体や観光団体などでつくる肥前窯業圏活性化推進協議会の中で出された「焼き物と親和性の高い茶の世界を結び付けるイベントを」とのアイデアを生かし、県が初めて開く。焼き物の雑貨やご当地グルメのブースも出店する。山口祥義知事は「いろんな連携を通して焼き物自体の魅力も高まる。焼き物やお茶に詳しい人も詳しくない人もみんなが楽しめる」と話す。

 茶席券は3席つづりセットの前売り券が2千円で、5市町の各観光協会などで販売している。当日券は2200円。1席単券(当日券だけ)は800円。問い合わせは県文化課、電話0952(25)7236へ。

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