毎朝学校内を掃き掃除するバレー部員たち。先輩からの伝統を何年も続けている

女子部員だけで構成しているバレー部

 女子14人で活動するバレー部。彼女たちの朝はいつも掃除で始まる。部活のスペース…ではなく、登校坂付近や駐車場など校内を掃き掃除してまわるのだ。代々同部で受け継がれてきたボランティアで、既に10年以上は続いているという。

 午前8時少し前、部員たちは道具を持って校内に散らばり、ほうきとちりとりを手に黙々と15分ほど掃除し、8時20分には教室へ。雨天を除き、平日は欠かさず行っている。誰かに強制されたわけではなく、先輩たちの掃除する姿を見るうち、後輩たちも自主的に加わる-という伝統ができあがったそうだ。顧問の河東理子先生は「掃除するなかで、細かいことにも気を配れるようになったと思う。部員としてだけでなく、人としての成長にもつながっている」と語る。

 その伝統が実を結び、今年2月、県高校体育連盟から模範競技団体に選ばれて表彰を受けた。3年の井手菜々美キャプテンは「模範者にふさわしいプレーヤーになろうという自覚が湧いた。弾みを付け、好成績を残していきたい」と胸を張った。

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