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 アールテクニカと兼務するエイガアルライツ(東京都世田谷区)の仕事は、著作物の版権を取り扱うライツビジネス。代表的なものは寺沢武一さん原作で世界的に有名な漫画「コブラ」の“プロデューサー”としての仕事。

 例えば、キャラクターのフィギュアを作りたい企業が現れたとき、作者に代わって交渉の窓口となる。原作者が直接交渉するのがもっとも効率的だが、作家は作品を良いものにすることだけを考えてほしいとエイガアルライツが代行する。“0”から“1”を作るソフトウエア開発に対し、すでに世界的に人気のあるコンテンツの価値を高める必要がある。

 寺沢さんは手塚治虫さんに師事。少年ジャンプの読み切りでデビュー作「コブラ」を発表し、その後連載を始めた。いち早くデジタル漫画に着手したのは「その可能性が想像できてしまったから」。今でこそコンピューターで絵を描く作家は増えたが、1980年代からデジタル漫画を手掛けた寺沢さんはその先駆け的存在だ。

 ライツビジネスを展開する上で、「コブラ」のような人気の作品は、新しい世代に広める課題はあるものの「言葉を選ばずに言えば楽」。一方で、知名度のないものをいかに広め、人気を獲得するかが課題となる。今後、佐賀のクリエイターの作品をマネジメントすることにも意欲を見せる。

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