伝統工芸士展

 伊万里・有田焼伝統工芸士会(大串惣次郎会長)の作品展が、有田町の県立九州陶磁文化館で開かれている。ろくろを使った端正な白磁や繊細な絵付けを施した器など、36人が熟練の職人技が光る作品240点を展示している。18日まで。観覧無料。

 会場には秋の草花を丹念に描いたカップや、表に描いた文様が裏側から透けて見えるほど薄く仕上げた茶わんなど、磨き上げた技術を駆使した作品が並ぶ。作家ごとにテーブルコーディネートし、生活に即した使い方を提案している。このほか、大皿や花器などの展示もある。

 大串会長は「昨年の有田焼創業400年の取り組みで、会員が切磋琢磨(せっさたくま)し技術が一層高まった。多くの人に伊万里・有田焼の今を感じてもらいたい」と来場を呼び掛けている。16~18日は会員による上絵付け、下絵付け、ろくろの実演もある。

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