佐賀県内企業の女性管理職の割合

 帝国データバンク福岡支店は、佐賀県内企業の女性管理職の割合が平均で3・6%との調査結果をまとめた。全国平均(6・9%)、九州・沖縄の平均(6・3%)を下回り、九州では最低だった。「女性管理職ゼロ」の企業も半数近くを占めており、県内企業で女性の登用が進んでいない実態が浮き彫りになった。

 課長以上を管理職として女性の割合を調べた。それによると、「10%未満」の企業が前年比11・2ポイント増の87・2%で、このうち「女性管理職ゼロ」は48・9%に上った。「10%以上20%未満」は6・4%、「20%以上30%未満」は4・3%にとどまり、「30%以上」は1社もなかった。

 管理職を除く従業員の女性割合は、「10%以上20%未満」が31・9%、「20%以上30%未満」が10・6%、「30%以上」が29・8%。「10%未満」は25・5%で、「女性従業員ゼロ」は8・5%だった。

 「女性の活躍推進」で必要な取り組みについては、「待機児童の解消」を挙げる企業が最も多く、「保育・幼児教育の向上」「ひとり親家庭の支援拡充」「ワークライフバランスの推進」が続いた。

 福岡支店は「性別を問わず、有能な従業員を登用する動きは出てきたものの、管理職までには至っていない」と説明。長時間労働を理由に管理職を断るケースもあるとし、「職場内での子育て環境の整備が重要」と指摘した。

 調査は、2013年から毎年7月に実施。今年は県内企業109社を対象に行い、47社から回答を得た。 

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