九州地区高校工業系生徒研究発表大会で発表し、優秀賞を受賞した北陵高3年の川崎君(右)と森武君=佐賀市役所

■実験で空気の流れ可視化

 佐賀市の北陵高校(大坪健造校長)航空科の生徒15人が、九州地区高校工業系生徒研究成果発表大会で2位に相当する優秀賞を受賞した。航空機の「翼端形状が飛行特性に与える影響について」というテーマで発表し、翼端の形状で燃費効率が変わることなど、空気の流れを可視化した実験が評価された。

 大会は7月26~28日にかけ、沖縄県那覇市で開かれた。佐賀、長崎、熊本、沖縄の各県代表校が研究成果を発表した。北陵高は航空科3年の川崎健次君、森武亮平君が実験の様子を映像で流して発表した。

 実験は、昨年度の3年生と共同で進めた内容で、上空を再現した実験装置の中で風を起こし、スモークを使って空気の動きを可視化した。翼端の形状を上に曲げた方が気流が整い、航空機の燃費効率が上がることを確認した。

 川崎君と森武君はともに、グラウンドハンドリングと呼ばれる空港スタッフを目指している。川崎君は「発表前に発声練習して臨んだ。いつもより声が出て、うまく発表できた」と話し、森武君は「先輩たちの研究を引き継いだので、最優秀賞を目指した。優秀賞を先輩に報告したら、『お疲れさま』と言ってもらったのでうれしかった」と受賞を喜んだ。

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