鳥栖-大宮 前半44分、鳥栖FWイバルボ(左)が先制ゴールを決める=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 明治安田生命J1リーグ第23節第1日は19日、鳥栖市のベストアメニティスタジアムなどで8試合があり、サガン鳥栖は大宮アルディージャに3-0で快勝した。通算成績は9勝7分け7敗(勝ち点34)で、順位は一つ上がって9位。

 第24節は26、27の両日にあり、鳥栖は26日午後7時から鳥栖市のベストアメニティスタジアムでガンバ大阪と対戦する。

■2発1アシスト全得点絡む

 鳥栖はFWイバルボが2得点、1アシストの活躍。守備陣が最後まで強いプレスをかけ、大宮に決定機を与えなかった。

 前半は均衡した展開が続いたが、鳥栖が徐々に攻勢を強めた。44分、MF原川のパスに反応したイバルボが相手DFをかわし、冷静に流し込んで先制した。

 後半は鳥栖ペースが続いた。15分にイバルボが華麗な個人技で2点目を奪うと、29分にはイバルボのポストプレーでボールを受けたMF原川が押し込んでダメを押した。

 「自分のゴールは二の次。チームが勝ったことがはるかにうれしい」-。ホーム連勝に導いたヒーローは、満面に笑みを浮かべながらも冷静だった。今季リーグ戦で得点がなかったFWイバルボが2ゴール、1アシストの大活躍。一度増した勢いは誰にも止められず、何度も観衆を沸かせた。

■抜群のキープ力、豪快突破

 抜群のキープ力と独特のリズムの突破が光った。前半44分、左サイドでDF三丸、MF高橋とつながったボールがMF原川へ。原川が中央に浮き球を放り込むと、イバルボはワンタッチ後、鮮やかに相手DFを振り切り、GKとの1対1を冷静に制した。

 真骨頂は2点目だった。後半15分、左サイドで受けたスローインを胸トラップすると、中央まで豪快にドリブル。相手DFを3人かわすと、右足を振り抜いてゴールに突き刺した。

 後半29分にはFW豊田が競り合ったボールをつなぎ、原川のチームトップとなる6得点目をお膳立て。原川は「キープしてくれるという“確信”があるから信じて走り込める」と感謝した。

 中断期間以降、5試合を戦って3勝1分け1敗。「チームのためにプレーするんだといういい雰囲気がみんなにある。どんな気持ちで戦うべきか、きょうの試合で誰もが分かったはず」とイバルボ。元コロンビア代表のストライカーは、最後までチームへの忠誠心を強調した。

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