「東京五輪音頭-2020-」のMVで紹介されている踊り方

武雄市出身の映像ディレクター小島淳二さん

■組織委制作ビデオ 笑い交えた振り付け

 武雄市出身の映像ディレクター小島淳二さん(51)=福岡市=が、2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会が制作したミュージックビデオ(MV)で、踊り動画の演出を担った。1964年時のテーマソング「東京五輪音頭」をリメークした楽曲で、車いすの人も踊れる振り付けを紹介している。

 「東京五輪音頭-2020-」は、20年の東京五輪を盛り上げようと大会組織委員会が企画した。全国各地の自治体が祭りなどで流せるよう、夏に合う音頭に注目した。MVには音頭を歌う石川さゆりさんや加山雄三さん、竹原ピストルさんが出演する。

 小島さんは、お笑いコンビ「ラーメンズ」の小林賢太郎さんと組む映像制作ユニット「NAMIKIBASHI(ナミキバシ)」として、組織委員会からの依頼を受け、2番の「踊り方」の映像を担当した。石川さんの歌声に乗せ、踊りの動作をよろいかぶと、風神雷神などの日本らしい描写や、紫外線をよけるしぐさに見立て、笑いを交えて表現している。

 小島さんは文教大卒業後、東京の映像制作会社に就職した。その後独立して映像制作会社を設立、資生堂やトヨタなど大手企業のテレビCMなどを手掛けた。08年から事務所を福岡県に移して活動している。

 小林さんとのユニットは2000年に結成。お辞儀を紹介した映像作品「謝罪」が07年、第57回ベルリン国際映画祭の短編部門に日本作品として31年ぶりに出品されるなど国内外で高い評価を得ている。

 小島さんは「五輪に関わるからには誰もが親しみやすいものにしたかった。振り付けに細かい笑いを込めたので、何回も見て振りを覚えてほしい」と語る。MVはユーチューブで公開している。

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