中島庸二副市長(右)に要望書を手渡す「原発なくそう! 九州玄海訴訟」原告団の長谷川照団長=嬉野市役所塩田庁舎

 玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働に反対する「原発なくそう! 九州玄海訴訟」の原告団が21日、嬉野市役所塩田庁舎を訪れ、山口祥義知事が再稼働に同意しないよう働き掛けることや原子力防災の充実を求める要望書を提出した。

 要望書は知事への働き掛けの他、市長自ら福島第1原発の周辺自治体を視察して原子力防災に役立てることや、熊本のような地震と原発事故の複合災害時の市民の屋内退避や避難の見解など11項目にわたる。3月20日までの回答を求めた。

 原告団の長谷川照団長らは「避難計画はあるが、本当に逃げられるのか住民は非常に心配している」と再稼働への懸念を示した。応対した中島庸二副市長は「嬉野市へは伊万里市民が避難してくる計画だが、事故時の輸送手段や道路も完璧とは言えないと思う」とした上で、「安全を求めるのであれば再稼働は控えるべき」と理解を示した。

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