テコンドー女子57㌔級1回戦に登場した濱田真由選手に声援を送る子どもたち=19日午前0時すぎ、佐賀市大和町の「串揚げ番豚」

 リオデジャネイロ五輪のテコンドー女子57キロ級に出場した濱田真由選手(22)=佐賀県佐賀市川副町、ミキハウス=に、県民も声援を送った。期待されたメダル獲得はならなかったが、全力を尽くした姿に「かっこよかった」「お疲れさま」と健闘をたたえた。

 佐賀市大和町の飲食店では19日未明、濱田選手が練習する道場に通う子どもたちや関係者ら約90人が集まってインターネット中継を観戦。姿が映し出されると大きな拍手が起こった。

 1回戦はチュニジアの選手に快勝。「足がぽんぽん出てる。調子が良さそう」「いける、いける」と声が飛んだ。しかし、ランキング上位のヘダヤ・ワフバ選手(エジプト)と対戦した準々決勝で延長の末に優勢負けし、ヘダヤ選手が準決勝で敗れて敗者復活戦の可能性が消えると、大きなため息が漏れた。濱田選手の弟の一誓さん(21)は「テコンドー一筋に打ち込む姉の姿をずっと見てきたから自分も悔しい。五輪のメダルはこんなにも遠いのか」。祖父の官蔵さん(84)は「金メダルに届かなくて本人は残念だろうけど、帰ってきたらよく頑張ったと言ってあげたい」と話した。

 2020年の東京五輪に向けて、活躍を期待する声も。道場の後輩の江口真央さん(14)は「4年後には私も濱田選手が初めて五輪に出た時と同じ年齢になる。力をつけて一緒に出られるように頑張りたい」。一誓さんも「きょうだい3人そろって出たい」と話していた。

このエントリーをはてなブックマークに追加