多久市は23日、2017年度一般会計当初予算案を発表した。総額は125億5千万円で、旧西部小跡地グラウンド整備など大型事業が一段落つき、前年度比3・6%減となった。子育て支援のソフト・ハード両面とICT教育の充実化を図る。3月1日開会の定例議会に提案する。

 主な事業は、4月1日開館予定の児童センター関連の運営事業に2240万円、施設に関わる支援事業に726万円。ICT教育では電子黒板の導入など機器整備2805万円、無線LANなどネットワーク施設整備に9900万円を組んだ。10月までに民間へ引き渡す温泉保養宿泊施設の旧「ゆうらく」の改修費は11億8193万円、小城市と供用予定の広域クリーンセンター建設工事費の負担金は1億1699万円。

 歳入は、市内企業の業績回復と就業人口の増加予想から市税が前年度比3・1%増の18億1667万円。自主財源比率は30・4%で前年度比2・3ポイント減。地方交付税は1・3%増の40億円、国庫支出金は16・5%減の14億7558万円。市債は前年度比8・5%減の18億40万円を発行、17年度末の市債残高は122億2973万円。市民一人当たり換算の借金は61万3千円となっている。

 ソーラパネル設置や住宅地造成など1千平方メートル以上の土地開発の際、市に計画概要を届け出る地域環境保全の条例案も発表した。

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