印象に残った出来事を離任会見で振り返った今林寛幸本部長=県警本部

 佐賀県警本部長を22日付で離任する今林寛幸警視長(51)が19日、会見を開いた。人口10万人当たりの発生件数が全国ワーストの交通事故の対策に尽力したことを振り返り、「県と連携し、さまざまな種をまいた。必ずワーストを脱却すると期待している」と述べ、住民の協力に感謝した。

 1年5カ月在任し、佐賀市久保泉町の残土置き場から男女2人の遺体が見つかった殺人事件については「伝統的な捜査技法と科学捜査を融合して全力を尽くし、警察の役割を果たせた」と話した。熊本地震で被災地に派遣した警察官の精力的な活動や、全国警察剣道大会で準優勝した県警チームの快進撃も印象に残った出来事に挙げた。

 佐賀弁への理解を深めるなど日々の暮らしも振り返り、「これからも佐賀応援団として魅力を伝えていきたい」と強調した。

 今林警視長は警察大学校(東京都府中市)刑事教養部長兼財務捜査研修センター所長に着任する。警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課長の逢阪貴士警視長が22日付で後任の本部長となる。

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