女子準決勝・筑紫台―白石 先鋒戦で激しい攻防を見せる白石の井手野愛子(左)=県総合体育館(撮影・米倉義房)

 1年生主体の白石にとって最高の船出となった。勝負強い戦いで競り合いをものにし、2年連続で3位入賞。準決勝で連覇を果たした筑紫台(福岡)に惜しくも敗れたが、強豪と互角に渡り合う力を見せた。

 初戦の2回戦から接戦の連続だったが、「チーム力で勝ち進めた」と井手野愛子。厳しい戦いを一丸で制し、昨年と同じ舞台まで登った。筑紫台には7月末の玉竜旗で苦杯をなめたが、「リベンジしよう」と全員が強い思いを胸に、臆することなく積極的な攻めの姿勢を貫いた。

 部員12人のうち10人が1年生。8月の全国総体で個人3位の庄島亜美や三瀬中時代に団体で全国3位の経験を持つ井手野ら実力者がそろう。ただ中野ほのか主将は「1年生に頼るばかりではなく、自分たちが中心になって勝ちに導いていきたい」と話す。この日の下級生の活躍に刺激を受け、2年生も奮起する。

 上々のスタートを切った新チームだが、準決勝の敗戦に井手野は「勝ちたいという気持ちが、まだ足りなかった」と唇をかんだ。「ちょっとした隙を突く場面や技の巧みさはさすが。勉強させてもらった」と宮崎幸恵顧問。この日、強豪から得た教訓がさらに白石を強くする。

このエントリーをはてなブックマークに追加