「海外ブランド推進委員会」の初会合では、関係者が連携してブランド化の方針を探ることを確認した=嬉野市役所嬉野庁舎

 日本貿易振興機構(ジェトロ)が、海外市場でのブランド確立を支援する「地域団体商標海外展開支援事業」の対象を発表し、佐賀県内からは「うれしの茶」が採択された。うれしの茶を海外へ売り出すための戦略づくりや商談会参加を専門家も交えて支援する。

 同事業は、特許庁の地域団体商標を取得している団体の海外展開を支援するのが狙い。本年度は11組が採択され、専門家の人件費や広告作成費など1組あたり500万円を上限に補助する。うれしの茶に関しては、西九州茶農業協同組合連合会(茶連)と佐賀県茶商工業協同組合が申請した。

 採択を受けて両団体は今月5日、「第1回海外ブランド推進委員会」を開催。化粧品のブランド構築などに実績があり、うれしの茶のブランディングを手がけることになったブランドプロデューサー田豊(でんゆたか)氏も出席した。今後、県茶商工業協同組合の組合員らと意見を交わし、ブランド化の方針を探ることを確認した。

 同市は昨年度から、ジェトロ佐賀貿易情報センターの協力を受けてうれしの茶の海外販路開拓に取り組んでおり、今回の採択につながった。海外ブランド推進委員長に就いた県茶商工業協同組合の橋爪英彦理事長は「高級茶のイメージを生かして海外で名を高め、国内の需要喚起にもつながれば」と期待を込めた。

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