男子決勝・敬徳-龍谷 次鋒戦、龍谷の藤田大征からドウを奪う敬徳の山本雄太(右)=県総合体育館(撮影・鶴澤弘樹)

■次鋒・山本が流れ 難敵連破

 38年の大会の歴史に新たな1ページを刻んだ。男子の敬徳が、県勢同士の対決となった決勝で龍谷を2-1で破り初優勝。昨年1年生だけで挑み、8強入りした剣士の順調な成長を吉村剛監督は「勝負強さがついてきている」と喜んだ。

 次鋒の山本雄太が栄冠の原動力となった。今夏の全国総体で3位に入った福大附属大濠(福岡県)との準決勝。0-1で吉村監督から「気持ちを前に出せ」と送り出された山本は、相手が下がったところに飛び込みメンを決めて一本勝ち。相手に傾きかけた流れを食い止め、中堅前田凜太郎の二本勝ちを呼び寄せた。

 龍谷との決勝でも山本は踏ん張った。先鋒(せんぽう)が引き分けた後、対戦した相手は三瀬中で競い合った藤田。序盤に引きドウを決めると猛攻を仕掛けられたが、「どんどん攻めてくる」と相手の性格を冷静に読み、防ぎきって先制した。

 3回戦からは「元気のよい剣道で勢いをもたらす」と1年生・川原崚を先鋒に起用した敬徳。吉村監督は「まだどの選手が出てもおかしくない」とチーム内の競争を促し、「おごらず、真の自信に変えるのはこれから」と選手たちのさらなる奮起を期す。山本も「ここがゴールじゃない」。肌で感じた強豪の剣道を自らの力にするつもりだ。

■男子決勝

敬徳 2-1 龍谷

 川原  - 中山 

○山本 ド- 藤田 

○前田 メ- 鈴木 

 福田  - 谷口 

 加唐  -メメ宇野○

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