有田異人館が海外からの商人をもてなすために建てられたなどの説明を聞く子どもたち=有田町幸平

有田焼の陶祖李参平が最初期に築いたとされる天狗谷窯跡を見学する子どもたち=有田町白川

 夏休みの小学生と保護者約20人が19日、有田町の歴史や文化を物語る建物や遺構を見て回った。有田焼最初期に造られた天狗谷窯跡や明治の洋風建築有田異人館などを見学、歴史に彩られた町を再発見した。

 子どもたちは町文化財課の伊達惇一郎さんの案内で一帯を探索。4月から一般公開された異人館の床板や窓ガラスが明治9年の建築当時の材料を使っていることなどを聞き、熱心にメモを取っていた。江戸時代から昭和初めまでの建物が軒を連ねる伝統的建造物群保存地区では、年代を示すプレートを見つけて歓声を上げていた。

 池田望さん(有田中部小4年)と川浪美佳さん(同)は、急斜面を利用した登り窯の天狗谷窯跡で「昔の人はすごい場所で作業をしていた」と感嘆し「町中には古い建物もいっぱいあることも分かり、歩いて回る楽しみもできた」と話した。

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