在宅でのみとりについて、事例を交えながら紹介する満岡聰代表=佐賀市のメートプラザ佐賀

会のメンバーでつくる「劇団くまくま」は在宅医療をテーマにした劇を上演。時にコミカルに、会場を沸かせた=佐賀市のメートプラザ佐賀

■事例発表や劇で解説

 医師、ケアマネジャーら多職種のメンバーでつくる「在宅ネット・さが」(満岡聰代表)が19日、佐賀市のメートプラザ佐賀で市民公開講座を開いた。市民ら260人が事例発表や創作劇などを通し、在宅でのケアや医療について理解を深めた。

 満岡代表は「絶対に在宅医療がいいというわけではない」と前置き。病院では心が落ち着かないという人が、その人の居場所で自分らしく生きることを支える手段としての在宅ケアや在宅でのみとりを紹介した。「酒を飲みたい」「たばこを吸いたい」という希望をかなえ、満足した表情を浮かべる患者の写真もスクリーンに映し出した。

 大きな機械で行う検査などを除き、使う薬や痛みのコントロールなど多くの点で「病院と在宅とで変わらない」とし、たくさんの患者をみとった経験から「痛みや不安、せん妄が少ない傾向がある」と話した。

 また、同ネットのメンバーによる「劇団くまくま」が在宅医療をテーマにした劇を佐賀弁で熱演した。矢ケ部伸也事務局長は「医療者にも市民にも在宅医療が少しずつ知られるようになってきた。裾野を広げたいので、興味がある人にメンバーに加わってほしい」と呼び掛ける。

このエントリーをはてなブックマークに追加