大隈生家周辺のジオラマに見入る児童たち=佐賀市の大隈重信記念館

 大隈重信が設立した早稲田実業学校の初等部児童が20日、佐賀市の大隈重信記念館を訪れた。児童らは講話や記念館、生家の見学を通じて母校の創立者・大隈の人生を学び、故郷佐賀への理解を深めた。

 大隈の少年時代や業績、生まれ故郷佐賀を知り、母校の設立精神を考えようと今年初めて企画。希望した4年から6年生の親子48人が19日~21日の3日間、県内をバスで巡った。この日は同記念館や菩提(ぼだい)寺の龍泰寺(佐賀市赤松町)などを訪問した。

 同記念館では、江口直明館長による大隈の生い立ちなどの解説を聞いた後、同記念館の資料や隣接する生家を見学。大隈が勉強中に眠くなったときに頭をぶつけたとされる生家2階の「ごっつん柱」では、大隈と同じように頭をぶつけ、笑顔で逸話を体験した。

 6年の酒井里愛さんは「早稲田だけではなく日本全体の中で活躍した事が分かった。佐賀は歴史的な事が残っていて勉強になる」と興味深げに話した。

 児童らは19日に吉野ケ里歴史公園を訪問。21日は同校2代目校長・天野為之の故郷唐津を訪れる。

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