伊万里市議会一般質問は11~13日の3日間で13人が登壇し、2023年佐賀国体の開催競技誘致や学校図書館の運営、地域公共交通網などについて考えをただした。

 【佐賀国体の競技誘致】2023年に佐賀県で開く国民体育大会と全国障害者スポーツ大会の市内での開催予定競技について問われ、緒方俊夫教育部長はホッケーと軟式野球の2競技で名乗りを挙げていることを報告。うち、ホッケー競技は人工芝コートを2面確保する必要があり、国見台球技場を第1候補として改修を検討、市内の各種競技団体とも協議を進めていることを明らかにした。その上で緒方部長は「総事業費はメーカーの試算で約2億円。県の補助が創設されており、ホッケーは特殊競技に分類されるので市の負担は2分の1以下に抑えられる」との見方を示した。

 【学校図書館の運営】家読(うちどく)推進や調べ学習の拠点となる学校図書館の機能強化を図るため、学校長を館長に充てるよう求めた議員提案について森哲也教育長は「先進地の取り組みなどを参照し、児童生徒の豊かな読書活動と個性的で発展的な学習を推進するためにも校長のリーダーシップを発揮した学校図書館の運営は大変重要であると再認識した」とした上で、9月の定例校長会で学校長を館長に任命する決定をしたことを明かした。

 【伊万里市地域公共交通網形成計画について】2016年度末に策定された「伊万里市地域公共交通網形成計画」で、コミュニティーバスやバス・鉄道事業者への補助などの交通政策への投入財源の数値目標に「1億2千万円を維持する」と定めたが、本年度予算で1億5千万円強となっていることに指摘があった。今後大川町、黒川町でもコミュニティーバスの運行がスタートする中での方針を問われた塚部芳和市長は「ランニングコストについては国の補助金を活用し、市からの持ち出しを少なくしなくてはならない。乗っていただくために地域住民にとって使い勝手交通手段を検討していく」と述べた。

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