佐賀大が新設したスタジオ。撮影した画像を別の背景と合成もできる=佐賀市の佐賀大学本庄キャンパス

 佐賀大学は、高画質の4Kや仮想現実(VR)の動画を撮影、編集できるスタジオを佐賀市の本庄キャンパスに新設した。最新のデジタル表現を学ぶ場として活用し、地域の観光資源をPRする動画や、地元企業と共同で映像作品づくりに取り組む。

 昨年10月に発足した「クリエイティブ・ラーニングセンター」内に設置し、4月から運用を開始した。約100平方メートルの教室を改装し、スタジオや調整室を設けた。映画制作にも使われる本格的な4Kカメラなど3台のカメラを備え、4K動画を扱える最新の編集機器もそろえた。

 人の体の動きを読み取る「モーションキャプチャー」にも対応し、天井に12台のカメラを設置している。この情報をコンピューターグラフィックス(CG)に転換し、現実の映像と組み合わせて表示する複合現実(MR)の創作もできる。

 中村隆敏センター長は「最新の映像制作に詳しい人材は不足している。スタジオを活用し、地域とも関わることで実践的な技術を持った学生を育てたい」と話す。

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