鳥栖-C大阪 後半23分、鳥栖MF鎌田(右)がこの日2点目となるゴールを決め、4-3とリードする=鳥栖市のベストアメニティスタジアム(撮影・鶴澤弘樹)

 22日のリーグ戦から先発8人を入れ替えて挑んだ試合。鳥栖は今季公式戦で最多の4得点を挙げたが、勝ちきることはできなかった。フィッカデンティ監督は「これだけ守りが崩れたのは初めて」と厳しく見つめる一方、「最後まで勝ちたいという気持ちは見せてくれた」と一定評価した。

 若手も多く投入され、攻撃には勢いがあった。1点を追う前半24分、MF鎌田がゴール前の競り合いを制して同点とすると、37分には3月11日以来のスタメンとなったFW富山がDF三丸のクロスに合わせて逆転。4分後にはセットプレーのこぼれ球をMF高橋が左足で豪快に突き刺した。「お互いの距離感がよかった」と高橋。後半にこの日2点目を決めた鎌田も攻撃については手応えを語った。

 一方、守備には課題が残った。「ミスから失点するとこんな試合になってしまう」とGK赤星。激しい点の奪い合いとなる中、ゲームの組み立て方には「選手間で温度差があった」という。戦術を浸透させ、意思統一して戦うことを求めているだけに、フィッカデンティ監督も「普段しないようなミスがあれだけあったら試合にならない」と反省を求めた。

 終了間際に追い付かれた3月の新潟戦に続き、ルヴァン杯は2試合連続引き分け。初の1次リーグ突破に向けては瀬戸際に立たされた格好だが、前を向くしかない。MF高橋は「今日の攻撃のいい感覚を持って、いい準備をするだけ」と中3日で迎えるリーグ戦・鹿島戦を見据えた。

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