■まばたきの数まで役づくり

 俳優の村上淳さん(43)のトークイベントが23日、佐賀市のハレノヒ柳町フォトスタジオで行われた。村上さんは映画や演技について持論を紹介し、ファンら約40人が耳を傾けた。

 「作品ごとに自分なりのテーマを決めて撮影に臨む」という村上さん。まばたきの数や体の重心など細かく役をつくり込むことを説明し、会場を感心させた。

 10代のころスケートボードに熱中した村上さんは、知人の勧めで読者モデルとなり芸能界入り。俳優としても活動を広げ、カンヌ国際映画祭に出品された映画「2つ目の窓」(河瀬直美監督)などに出演している。「『この監督のもとで芝居したい』『このカメラマンに撮られたい』など、具体的に考えると夢は貫きやすい」と語った。

 映画論にも話を広げた。多くの映画がネット配信で見られることに触れ、「今後は映画館など実際にその場に行く「参加型」の体験が重要になる」と述べた。

 トークイベントは映画や音楽で街中の活性化をめざす団体「ルートス」が企画した。

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