〈男子50歳以上 梶原憲幸(多久市)〉

 初日は2バーディー、1ボギーの71で首位。追われる立場でつかんだ3連覇に「肩の荷が下りた」とほっとした表情を浮かべた。

 最終日は「少し力んでしまった」と振り返る。前半は43と出遅れたが、後半4ホール目のバーディーで息を吹き返した。

 重圧から解放され、「来年はもう少し気楽に打ちたいね」とにっこり笑った。

〈男子60歳以上 深谷澄男(唐津市)〉

 プレーオフ4ホール目までもつれる大接戦を制し、初優勝した。相手はゴルフ仲間の松尾秀明(伊万里市)。「そんなに調子がよかったわけではない」と謙そんするが、手堅くまとめた。

 プレーオフではOBや、あわやバンカーという場面も。ただ、見事なリカバリーで切り抜け、最後までパーセーブした。「マイペースで楽しめた」と笑顔で語った。

〈男子70歳以上 武部周清(若木GC)〉

 60歳以上の部の優勝経験があり、「これで2階級制覇」とちゃめっ気たっぷりに話した。

 1日目は使い慣れた以前のパターに戻したことが災いして3パットが6回。パターを変えて挑んだ2日目は、ハーフを終えた段階で1位と並び、後半も手堅く攻めて優勝を手にした。

 「妻の応援もあり頑張れた」。最後は家族への感謝の気持ちで締めた。

〈男子80歳以上 藤本隆(唐津市)〉

 昨年まで70歳以上の部で2年連続優勝の実力者。最高年齢部門での初優勝となったが、「一番若いから、負けるわけにはいかないよね」とほほ笑む。

 序盤に3連続ボギーをたたくなど、本調子とはほど遠かったが、「勝負には燃えるタイプ」。パターを修正して前後半とも40でまとめ、年齢と同じ80でエージシュートを達成した。

〈女子49歳以下 松尾麻子(武雄市)〉

 2年ぶり3度目の優勝に「昨年の悔しさが晴れた」と喜びを爆発させた。昨年はホームコースだったが、プレッシャーで自滅して5位。今大会1日目は絶好調で飛距離が20ヤード伸び、トップと1打差の2位タイ。2日目は3番でダブルボギーをたたいたが、切り替えて最後3ホールを締めた。

 「来年も成長を続ける」。終始、晴れやかな笑顔だった。

〈女子50歳以上 平岡美智子(北山CC)〉

 「優勝を狙うなら今年しかない」。自身が思い願った通り、見事に栄冠を手にした。

 ショットの不調に苦しみ、1日目は池に2度入れた。「同じ失敗はしない」と臨んだ2日目。インスタートの3番、得意のショートホールでバーディーを決め、池なども慎重に攻略した。

 「次はマスターズの予選会」。自信を糧に次に進む。

〈女子60歳以上 山田美智代(吉野ヶ里町)〉

 昨年は2位と1打差の接戦を制して初優勝。今大会はパターが決まらず苦しんだが、耐えて連覇を達成した。

 首位で迎えた最終日。「スコアを気にしない」と自分のゴルフに集中した。後半はボギーが続いたが、気を引き締めて難局を乗り切った。「職場や家族など支えてくれた人にありがとうと言いたい」。周囲への感謝を忘れなかった。

〈男子中高生 陣内優也(上峰町)〉

 三養基高の2年生で、4位だった昨年からスコアを13打縮めて悲願の初優勝。「一打一打に集中することができた」と喜びを語る。

 大会を通してショットの調子はよくなかったが、2日間とも74打でまとめた。7月の九州ジュニア選手権で「レベルの違いに圧倒された」といい、受けた刺激をぶつけた。「2日間崩れなかったことは自信になる」

〈女子中高生 松尾奏(佐賀市)〉

 致遠館高の3年生で4年連続5回目の優勝。自分のプレーを心がけ、2位と1打差だったが、焦りはなかったという。

 この2日間はショットに精彩を欠き、パターでカバーした。2日目は頼みのパターも苦戦したが、8番で真ん中から沈め、調子を取り戻した。

 次の大舞台は10月の国体。「いろいろな球筋を打てるようになりたい」と目標を語った。

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