ストラップ作りに使用する樹脂が固まる工程を見つめる中学生ら=佐賀市の佐賀大附属中

 中学生がデザインや造形の面白さに触れるワークショップが、佐賀市の佐賀大附属中であった。県内12の中学校から美術部員ら約80人が参加し、立体造形やポスター制作のコツを学んだ。

 中学生らは体験コース別に3班に分かれ、講師を務めた有田工業高デザイン科の教諭と生徒から、工業製品デザインやポスターデザインのポイントを教わった。このうち工業製品デザインの班では、それぞれが好きな握り寿司を樹脂粘土で手作りし、ストラップに仕立てた。

 多久中央中2年の紫村花音(かのん)さん(14)は「食品らしい質感を出すのが難しい」と、しゃりに乗せるウナギのねたに悪戦苦闘。「店で見掛けるような何気ない製品にも、こんな苦労があるんだ」と思いを巡らせた。

 県内中学美術部による合同展「Art Club Exhibition」の実行委と有田工業高が連携し、生徒間交流などを目的に初めて開催した。今回を含め、本年度に数回ワークショップを開く予定。

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