嬉野温泉まちづくり委員会が市に提言した駅前のイメージ図(提供)

駅周辺の整備着々 新幹線22年度開業に向け

 九州新幹線長崎ルートは、武雄温泉駅で在来線から乗り継ぐリレー方式で2022年度の暫定開業が決まった。一方で開発中のフリーゲージトレイン(軌間可変電車)は、検証走行試験が12月から始まったが、その結果が出る来年初夏、耐久走行試験の再開も含め、導入の是非を判断する。

 一方、嬉野温泉駅(仮称)周辺のまちづくりは着々と進む。3月には駅周辺まちづくり委員会が、温泉が流れる水路や緑化した駅前のアイデアをまとめ、市長に提言した。11月には、駅前に移転新築される嬉野医療センターが19年の供用開始に向けて着工した。

 特産品の茶は、輸出の道筋を探る取り組みとして、米国の残留農薬基準をクリアできる茶の試験栽培を開始。欧州の検査機関で調べた結果、一番茶は合格したものの、二番茶でドリフト(農薬飛散)の影響とみられる成分が検出された。

 スポーツ観光分野でも国際化の動きが本格化。20年の東京五輪・パラリンピックなどを見据え、県と呼応する形で7月、市スポーツ大会キャンプ誘致推進協議会が設立された。女子野球や空手のオランダ代表合宿を相次いで受け入れ、対応力を高めている。

 嬉野温泉商店街の情報発信拠点として、嬉野交流センターがリニューアルオープン。月1回の「まちの作戦会議」など新たな取り組みが始まった。県内自治体初の犯罪被害者支援条例が施行され、他市町もそれに続くなど注目を集めた。

(1)新幹線開業向け駅周辺整備進む

(2)輸出向け茶実証栽培始まる

(3)海外選手の合宿誘致相次ぐ

(4)嬉野交流センター新装開業

(5)県内初の犯罪被害者支援条例施 行

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