河川敷のジオラマを作る参加者ら=佐賀市のバルーンミュージアム

参加者と一緒に型を回して模型を作る青柳さん(左)=佐賀市のバルーンミュージアム

 昨年の熱気球世界選手権を模型で再現するプロジェクトが、佐賀市のバルーンミュージアムで始まった。初回は佐賀市出身の俳優・青柳尊哉(たかや)さん(32)も参加し、「みんなで佐賀の景色を伝えたい」と、市民一丸の活動を盛り上げた。次回は26日午前10時から正午まで行う。

 計画は8月に就任した馬場範雪副市長(55)のアイデアがきっかけ。世界選手権を見た馬場副市長が「この感動を形に残したい」と呼び掛け、職員有志が計画を進めてきた。

 再現するのは嘉瀬川河川敷会場で、バルーンさが駅からローンチサイトまで約1.2キロ。300分の1の縮尺で約4メートル×1メートルの巨大ジオラマに収める。配置する気球は200機以上。毎週1回、市民参加で制作を進め、次回のバルーンフェスタ前を目標に完成させる。

 この日は約80人の市民が参加。プロモデラーの石丸真澄さん(45)の指導で、少しずつ固まる液体の合成樹脂を型に注ぎ、約15分間回し続けて気球の模型を作った。参加者は2人1組で作業。恐る恐る型を開けた薦田葵(こもだまもる)君(9)=附属小3年=は「とてもきれいな形ができてうれしい。完成まで楽しみ」と笑顔を見せた。

 青柳さんも一緒に作業し、「残っていくものをみんなで作り上げていくのがうれしい。県外の人にPRしたい」と、巨大模型の完成に期待した。

 完成した模型は、ミュージアムに飾るほか、世界選手権の選手に写真を送り、市民からの感謝と再会を願う気持ちを伝える。馬場副市長は「市民の皆さんと一緒に作り上げたい」と参加を呼び掛ける。

 活動は、毎月第1、3水曜午後6時からと、第2、4日曜午前10時から2時間。参加は自由で、参加者はジオラマに名前を記入する予定。

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