唐津小唄に合わせて盆踊りを舞う参加者=唐津市南城内の唐津神社前

 「城内夏祭り総踊り大会」が20日、唐津市南城内の唐津神社前の広場であった。約500人が、地域の景色を歌った唐津小唄に合わせて盆踊りを舞った。

 唐津市出身の演歌歌手六本木ヒロシさん(38)が広場中央のステージで、三味線の生演奏に合わせて唐津小唄を歌った。ステージを囲んで輪になった参加者は、うちわを手に腕をしなやかに振って踊った。最初は見ているだけだった子どもたちも見よう見まねで加わり、輪はどんどん大きくなっていった。

 唐津小唄は北九州鉄道(現在のJR筑肥線)の沿線観光ソングで、昭和5(1930)年、北原白秋が作詞した。博多から呼子まで42カ所の名所や名物が盛り込まれている。今年4月、有志で立ち上げた「唐津小唄を保存する会」が復刻CDを制作した。

 六本木さんは「自分の歌と参加者の踊りで一つの作品をつくることができた。来年はもっと大きな輪にしたい」と笑顔。踊った40代女性も「唄が地域に根付いているようでうれしい」と話した。

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