野尻浩人佐賀国道事務所副所長(右)から国土交通大臣表彰を受け取った溝上秀次さん=伊万里市役所

 国道情報連絡員として、道路の安全確保に関する活動を34年間続けている伊万里市大坪町の溝上秀次(ひでじ)さん(76)が国土交通大臣表彰を受けた。伊万里市役所で表彰伝達式があり、溝上さんに賞状などが手渡された。

 表彰は8月の「道路ふれあい月間」の一環。溝上さんは1998年の九州地方建設局長表彰に続く表彰で、佐賀国道事務所の野尻浩人副所長から表彰状を受け取った。

 1982年4月、知人から「自分ができる時に奉仕活動をしておいた方がいい」とアドバイスを受け、道路状況を国道事務所担当者に連絡する役目に就いた。本業は唐津焼「今岳窯」の窯主。土と水には思いが深く、道路近辺の危険な地層や国道上の水漏れ地点などを報告し、事故の危険性を事前に摘み取ってきた。

 早朝に約4キロ歩くのを日課とし、途中で道路の異変を感じれば、すぐに連絡する。「今後も奉仕の心で続けていきたい」と溝上さんは話した。

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