田んぼで綱引きをする子どもとJA青年部員たち=鳥栖市安楽寺町

田んぼに突き立てた1本ほ旗を奪い合う「どろフラッグ」で、競り合う子どもたち=鳥栖市安楽寺町

 田植え前の田んぼで泥まみれになって遊ぶ「どろんこ大会」が25日、鳥栖市安楽寺町のJAさが東部地区鳥栖南部地区共同乾燥施設周辺であった。子どもから大人まで約200人が参加し、サッカーや綱引きで田んぼを転げ回り、泥で真っ黒になった顔に白い歯が光った。

 稲作や農業に親しんでもらおうと高田町と安楽寺町の両JA青年部が共同で毎年開き、今年25年目を迎えた。計9種目があり、「お宝運び」では子どもたちが乗ったそりを引いて、青年部員たちが全力疾走。折り返しを曲がりきれず、そりが横転するハプニングが相次いだ。だが、子どもたちは汚れたことがむしろ、うれしそうで笑い声が絶えなかった。

 2度目の参加だという徳山鳳士君(11)=鳥栖小6年=は「すごく楽しみにしていた。普段できない体験で、そりも綱引きも、全部面白かった」と声を弾ませた。

 約2千平方メートルの田んぼを会場として提供している農家の有馬義治さん(68)は「人の足だけで代かきしてもらえるなんて、幸せな田んぼだと思う」と目を細めた。安楽寺町青年部長の杉野正幸さん(44)は「近年は多くの人に楽しんでもらい、盛り上がっている。30回目指して頑張りたい」と継続を誓っていた。

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