■女子49歳以下 井手 佳代子(鳥栖市)

 前回大会2位の鬱憤(うっぷん)を晴らす全力を込めたプレーで悲願の優勝を呼び込んだ。

 初日を2位で折り返し、「自分は自分のプレーを」と心掛け、首位の選手を猛追した。「前半はショットとパットがかみ合わず、ちぐはぐなプレーが多かった」と振り返るが、後半に“攻めのゴルフ”を胸に大胆なアプローチを展開して、優勝をたぐり寄せた。

■女子50歳以上 竹本 信子(鳥栖市)

 初日にリードした5打差を生かして、8度目の優勝を飾った。

 仕事でキャディーをしており、練習として週2、3回のペースで5ホールほど道具を担いで回る。去年は両手首の腱鞘(けんしょう)炎で大会への参加はおろか、ゴルフも出来なかった。それだけに「勝ちを意識せずに、自然体でゴルフを楽しめた大会だった」と笑顔を見せた。

■男子50歳以上 梶原 憲幸(多久市)

 周囲が期待する連覇を達成し、「一安心」と表情が緩んだ。2日間、ドライバーを使わず着実なショットを重ねた。

 得意のアプローチがさえ、初日は73。最終日前半はパターが入らなかったものの、後半最初のホールでバーディーを奪うと波に乗った。「攻めの姿勢でライバルにプレッシャーをかけた。3パットしない丁寧なゴルフができた」

■女子60歳以上 山田美智代(吉野ヶ里町)

 今大会で初めてタイトルを取り、「信じられない」と驚きと喜びの表情を見せた。

 4位から始まった2日目。2番ホールでOBを出し、2オーバーと崩れた。落胆したが、それでも「前日よりもドライバーが決まった」と開き直った。「“鉄の女”と思うぐらい体力に自信がある」と自らを分析。「優勝もそのおかげだと思う」と振り返った。

■男子60歳以上 北川登(小城市)

 前回大会で2打差の3位に泣いたが、抜群の安定感で19回大会以来2度目の優勝を飾り、満面の笑みを浮かべた。

 初日を4位タイで折り返した。不調のショットをカバーするようにアプローチが抜群で、「前半戦は苦戦したが、段々とリズムがつかめた」と振り返る。プレーオフでライバルを振り切り、「接戦をものにして自信につながった」と話す。

■男子中高生 佐藤蓮清(佐賀市)

 中1からの出場で初優勝だが、プロを目指す16歳は「初日はいいけど2日目に崩れる。精神面がまだまだ」と反省した。初日は4バーディー、1イーグルで72。最終日はダブルボギーから始まる苦しい戦いで、飛距離よりフェアウエーキープを第一に首位を守った。

 佐賀市の自宅を早朝4時半に出て福岡の強豪校に通学する。「全国大会の個人戦で結果を残したい」と今後も腕を磨く。

■男子70歳以上 藤本隆(唐津市)

 初日は絶好調でエージシュート達成など波に乗り1位で折り返したが、一転して2日目は不調でボギーが続き我慢のゴルフが続いた。「力を発揮できなかった」と得意のショットは不調だったが、パットがさえ2年連続の優勝を飾った。

 毎週コースに出て実戦感覚を養っている。「ゴルフは生きがい。来年もいい成績を残したい」と力を込める。

■女子中高生 松尾奏(佐賀市)

 今大会で3年連続4度目の優勝を飾った。2位に12打差だったが、「悔しい試合だった」と、不満げな表情を見せた。

 2日目の1番、10メートルのバーディーパットを決め、上々のスタートを切った。しかし3、5、7番で3パット。「守りに入って」ミスが続いた。後半気持ちを切り替えたが、「攻め続ける気持ちを切らさないようにしたい」と反省していた。

■男子80歳以上 吉永慎二(伊万里市)

 7年前に70歳以上の部で優勝して以来のタイトル。「暑さとの戦いだった」と水分をこまめに取りながら平常心を心掛け、前半の18番ホールでバーディーをとるなど、「2回のOBなどがあった中、何とか80でまとめることができた」と話す。

 ゴルフ歴は約50年。今も月2、3回コンペに参加する。「80歳を超えてゴルフができることに感謝したい」

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