小ぶりながらもきれいに育った早生の玉ネギ

 去年、佐賀では玉ネギの病気が流行し、大変な不作でした。わが家も特に晩生は葉が黄色くなって育ちませんでした。ある人は「長年作り続けていると、ウイルスがずっと残ってなくならないから環境が整うと激増するのでは」とか、「酸性雨の影響だろう」と、原因を推測していました。

 今年はいろんな対策を試みているようです。「病気対策に畑の土を天地返ししたり、海水をまいてみた」という人がいます。酸性雨が原因とみる人は「玉ネギに屋根をかぶせてみている」そうです。

 わが家はこれまで、祐徳神社の近くの田んぼで作っていましたが、今年は山の畑に植えてみました。薬は一切使いませんが、早生は小ぶりながらもきれいに育っているようです。

 昔、野菜の根っこを研究したウィーバーとブラナーという人が、伸びる様子をスケッチした絵があります。玉ねぎの根は深く1メートルほども伸びるそうです。田んぼは底が浅いですが、山の畑は底が深く、根っこも伸び伸びと健康に育ったのではないかと想像したりしています。(地域リポーター・一ノ瀬文子=鹿島市)

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