男子一般の部 初優勝を果たした西尾公孝(佐賀CC)=武雄ゴルフ倶楽部(撮影・米倉義房)

 最終ホールまでもつれる大接戦となった男子一般の部を制したのは初日首位の西尾公孝。最終18番で勝負を決めるパーパットを沈めると、ハイタッチして喜びを爆発させた。西尾は「追われる立場で大変だったけど、最後は気持ちをうまくコントロールできた」と胸を張った。

 過去4度の2位を経験した西尾にとって悲願の初優勝が懸かった最終日。初日首位のプレッシャーが西尾を襲った。スタートの1番。2打目、残り約100ヤードをグリーンの奥に打ち込んでOB。緊張していたつもりはなかったが、「無意識に力が入ってしまった」。

 立て直せずに7番までで三つスコアを落としたが、ここで開き直った。8、9番ホールでは、「苦手」と話したウエッジで、きっちり寄せて連続バーディー。前半を1オーバーで折り返すと、「まだいける」と気持ちを立て直し、後半は粘りのゴルフを貫いた。

 試合後、西尾の周りには、「おめでとう」と握手を求める人の輪ができた。所属する佐賀カントリー倶楽部の仲間も大勢、応援に駆けつけた。「この暑さの中、『ナイスショット』の声援が一番の力になった」と西尾。最後は仲間とともに、悲願達成をかみしめていた。

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