準決勝・三瀬少剣A-若松振武会 大将戦を制した三瀬少剣Aの嘉村侑也=県総合体育館

 「もうちょっとやれた」。銅メダルを掛けた三瀬少剣Aの大将・嘉村侑也は悔しさをにじませた。優勝した4年前と同じ舞台を目指したが、準決勝で若松振武会(福岡)に一本数差で競り負けて3位。ただ、野口晋介監督は「ここまで来たことに自信を持ってほしい」とねぎらった。

 決勝を懸けた若松振武会との大一番。先鋒(せんぽう)が二本を奪われ、次鋒以降の3人は攻め込んだが引き分け。苦しい展開にも「絶対に二本取る」と嘉村侑は意気込んだ。しかし、焦りからなかなか一本が決まらない。残り27秒でコテを決めてあと一本に迫ったが、及ばなかった。

 それでも、準々決勝で大会上位の常連・如水館A(福岡)に、リードを許しながら福島康平、嘉村颯太がともに一本勝ちして逆転勝利という成果は得た。大会を通して成長した剣士たちの姿に、野口監督は「全員が粘って、後ろにつなぐ力が芽生えた」と目を細めた。

 目標に掲げた優勝に届かず「満足はいかない。悔しい」という嘉村侑だが、「次につながる3位。これからに生かしていく」と顔を上げた。この日手にした銅メダルを、一番いい色にするために、厳しい稽古で技に磨きを掛けていく。

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