福島県庁で内堀雅雄知事(左)と会談する吉野復興相=27日午後

 吉野正芳復興相は27日午後、内堀雅雄福島県知事、村井嘉浩宮城県知事とそれぞれ会談し、今村雅弘前復興相が東日本大震災の被害を「東北で良かった」と発言した問題を謝罪した。「東北の多くの方を傷つけた」などと語った。

 福島県庁を訪ねた吉野氏は「前復興相の発言で信頼を失った。今日は信頼を回復したいとの思いで訪れた」とあいさつ。内堀氏は「今村氏の問題で信頼関係に傷がついた。復興を前に進めることができるよう力を発揮してほしい」と注文した。

 吉野氏は宮城県庁で村井氏にも謝罪。村井氏は「被災者に寄り添ったリーダーシップを発揮してほしい」と述べた。

 会談後、村井氏は記者団に、今村前復興相から26日に「誤解されるような発言だったのは事実。深く反省している」と謝罪の電話があったと明らかにした。

 吉野氏は、日程の調整がつかずこの日訪問できなかった岩手県について、5月1日に訪れる予定だと述べた。【共同】

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