進出協定を締結したポラテック西日本の中内晃次郎代表(中央)と山口祥義知事(左)、坂井俊之唐津市長=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

 建築木材加工・販売の大手「ポラテック西日本」(本社・滋賀県甲賀市)は22日、佐賀県、唐津市と進出協定を結んだ。唐津湾の砂浜を埋め立てて造成した唐津市佐志浜の県有地に進出し、総事業費25億円をかけて来年5月操業予定。ポラテック関連会社の工場は全国で5カ所目、九州では初の拠点となる。

 用地7・4ヘクタールの半分を使って操業、3年以内に全用地に広げる。コンピューター制御で自動加工する「プレカット」と呼ばれるシステムを導入する。地元雇用は当初、正社員25人程度、年間約18億円を売り上げる計画。人材育成や顧客を開拓しながら規模を拡大し、2020年度には地元雇用55人、売り上げ約35億円を目指す。

 佐賀市のホテルであった協定式で、山口祥義知事は「本当に晴れがましい気持ち。会社と手を携え、人材育成や供給に力を注ぎたい」、坂井俊之市長は「唐津、県勢の発展につながる企業にきていただけることを非常に念願していた」と喜んだ。

 同社の中内晃次郎代表は「安全で安心して暮らせる木造住宅を造るには高品質なプレカット材の供給は欠かせない。4月の熊本地震を見て、計画を前倒しして進出した」と語った。

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