佐賀県唐津市教育委員会は27日、市内の小中学校4校で給食パンに混入していた異物は、パンを供給した幸地製パン(小城市)の製造機械の内側が剥離したものとみられると発表した。分析した成分が、ほぼ一致した。

 製造を委託している佐賀県学校給食会によると、作業員が、パン生地をカットする板状の器具(長さ12センチ、高さ6センチ)を、生地をこねる機械の内部に置き忘れた。そのまま作動させたため、内側を傷つけたとみている。異物は金属やポリ塩化ビニールなどだった。

 4月18日に提供されたコッペパンから、名護屋小と呼子小、湊中で一つずつ、海青中で二つの異物が見つかっていた。同社は県内小中76校にパンと米飯を供給していたが、現在はともに製造を停止している。給食会と佐賀中部保健福祉事務所が改善を指導した。

 唐津市内では同社のパンが25校に供給されていたが、献立を変え、米飯に切り替えている。給食会は「業者数が少なく、別の工場に切り替えるのは無理で、学校に迷惑をかけている」と話している。

このエントリーをはてなブックマークに追加