吽形(うんぎょう)の亀=佐賀市の八大竜王宮

 佐賀市川副町の神社・八大竜王宮に、地元の人が「かめさん」と呼んで親しむ「こま犬」ならぬ、「こま亀」がある。年代は不明だが、長く人々を見守ってきた神社のシンボルだ。

 神社は約480年前、地区を襲った大きな台風で被害を受け、龍造寺隆信が建てさせたと伝わる。「海の神様をまつっているから、こま犬じゃなくて『こま亀』なんだろう」と、宮総代の西村正美さん(78)。口を開いて玉をくわえた阿形(あぎょう)と口を閉じた吽形(うんぎょう)がきちんとそろっている。

 毎月1日と15日には地区住民が周囲を清掃して大切にしている。最近は全国の亀の形をしたこま犬を集めたホームページにも写真が掲載されるようになった。存在が全国へ知られるようになり、ますます住民の尊敬を集め、大切にされている。

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