ジャグリングで会場を沸かすピーター・フランクルさん=多久市中央公民館

 多久市の文教の里プロモーションの一環で「第3弾学びの里講演会」が25日、同市中央公民館であった。数学者で大道芸人のピーター・フランクルさんが「わが子が幸せになるための教育法」の演題で、家族で過ごすことの大切さや国際化社会で必要な心構えなどを話した。

 ピーターさんは、現代の日本は子どもが主役の「滅私奉“子”」と述べ、子どもの行事で自分を犠牲にする親が多いと指摘した。ピーターさんの父親のもとには多くの人が集まり「尊敬を抱かせる場面が多く、一番尊敬した」と身近なヒーローの大切さや、豊かな人間関係で人生が深く楽しくなると説いた。

 家族で過ごし、出掛けることも勧めた。「親が展覧会や訪れる町の歴史を予習して話せば、子どもは親が物知りだと感心する」と語った。また、日本社会の寛容さをたたえ「常に心の扉を開いて、新しい人との出会いに期待して」と呼び掛けた。

 この日は200人が聴講。冒頭、ピーターさんは巧みなジャグリングで会場を沸かした。第4弾講演会は3月18日、同市の県産業技術学院であり、脳科学者の茂木健一郎さんを講師に招く。

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