自衛隊の新型輸送機オスプレイの佐賀空港への配備計画を巡り、空港西側の地権者を対象にした説明会は2日目の27日、佐賀市川副町の県有明海漁協早津江支所で開かれた。早津江支所の古川強運営委員長は「子どもや孫まで関わる。『はい、よかですよ』という問題ではない。将来のためには絶対反対」と述べ、前日の南川副支所に続き受け入れない姿勢を明確にした。

 説明会は非公開。漁業者向けが21戸26人、それ以外の地権者対象では参加は4人だった。オスプレイの排気熱や、駐屯地から出る排水がノリ漁に与える影響を懸念する質問が出た。九州防衛局の川嶋貴樹局長は、熱が直下に当たらないよう機体構造を工夫、佐賀空港の例にならって満潮時に排水してノリ漁への悪影響を抑えることを説明した。

 土地の購入金額を尋ねる質問に対し、川嶋局長は「ご理解を得るのが先決なので、その話をするタイミングではない。土地の鑑定をしておらず、数字を持っているわけではない」と応じたという。古川運営委員長は「中には賛成の人もいるかもしれないが、運営委員長、運営委員は絶対反対の立場」と強調した。最終日の28日は広江支所と大詫間支所で開かれる。

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