トヨタ紡織九州-トヨタ自動車東日本 後半、相手ゴール前で競り合うトヨタ紡織九州の金東喆(左)=神埼市の神埼中央公園体育館

 第41回日本ハンドボールリーグ第19週第1日は25日、神埼市の神埼中央公園体育館などであり、トヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)はトヨタ自動車東日本(宮城県)に24-32で敗れた。通算成績は3勝1分け12敗。8位で今季リーグを終えた。【共同】

 トヨタ紡織九州は前半、PV酒井翔一朗のポストプレーやLB八巻雄一のジャンプシュートなどで得点を重ねたが、パスミスからリズムを崩すと度重なる連続失点を許し、13-19と先行を許した。後半は、新戦力のCB金東〓を起点にRB中畠嘉之、LW上田宏紀らの得点で一時は3点差まで追い上げたが、最後は相手の激しい守備に苦しみ点差を広げられた。

 リーグ戦の上位4チームが戦うプレーオフ進出は大同特殊鋼、トヨタ車体、大崎電気が既に決まっており、最後の1枠には5位の琉球コラソンとの直接対決を制した湧永製薬が滑り込んだ。

 リーグ戦最終週は3月4、5の両日にあり、プレーオフは3月18、19の両日、東京都の駒沢体育館で開かれる。

■前半の大量失点響く

 「大勢の応援の前で、ふがいない試合をしてしまった」。今季最多の1421人が詰めかけた最終戦で、トヨタ紡織九州レッドトルネードは順位が一つ上のトヨタ自動車東日本に32点を奪われて敗戦。試合後、下野隆雄主将が漏らした言葉には悔しさがあふれていた。

 前半のミスが試合の結果に直結した。9分のRB松浦慶介のゴールを最後に得点が止まると、パスミスを続けて4連続失点。20分過ぎにも5連続失点を許すと、前半だけで前週の湧永製薬戦1試合分の失点を許した。

 後半に入ると、新加入のCB金東〓(キム・ドンチョル)を中心に3点差まで追い上げたが、反撃もここまで。満員の観客と勝利を分かち合いたかったチームだったが、「そう甘くはない」と言わんばかりに、最後は相手の鋭いシュートを浴びて突き放された。

 ただ、試合後は多くのファンが「また次、頑張らんば」と監督や選手に声を掛けた。2014年から選手を大幅に入れ替えて若返りを図ったチームは来季で4シーズン目。次こそ、その期待に応えなければならない。(蒲原隆寛)

 ▽男子

トヨタ自動車東日本(4勝3分け8敗) 32(19―13)24 トヨタ紡織九州(3勝1分け12敗)

                    (13―11)

大崎電気(10勝2分け3敗) 29(11―10)20 琉球コラソン(7勝1分け7敗)

               (18―10)

大同特殊鋼(13勝1分け1敗) 27(16―9)20 北陸電力(15敗)

                (11―11)

湧永製薬(8勝3分け4敗) 28(14―11)24 トヨタ車体(11勝4敗)

               (14―13)

(湧永製薬はプレーオフ進出)

※〓は吉の右に吉

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