鳥栖―柏 前半37分、攻め込む鳥栖MF鎌田(中央)とMF原川(右から2人目)=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

■PK2本献上、流れ失う

 上々に見えた試合の流れが、後半に一変した。鳥栖はPK2本と一瞬集中力が途切れた隙を突かれた失点で、柏に1-3の逆転負け。上位進出に向け勢いを得たかったチームにとっては、痛い黒星スタートとなった。

 1-0で迎えた後半開始早々だった。DF吉田がエリア内でファウルを取られ、PKを献上。29分にもクロスに頭で競り合ったDF藤田のプレーに笛が吹かれ、このPKで逆転を許した。

 さらにその4分後には、守備の寄せが甘くなったところでクロスを頭で決められた。DF吉田は「間延びして、相手のリズムに合わせてしまった」と反省した。

 前半は、柏のブラジル勢3選手の馬力をDF谷口らが体を張ってしぶとく守り抜いた。「試合の入り方、流れともにすごくいい状態で戦えていた」とフィッカデンティ監督。それだけに「いいジャッジのもとで試合をしたかった」と残念がった。

 ただ敗戦の中にも、新戦力の活躍など今後への好材料は得られた。今季チーム初ゴールを決めたMF原川はフル出場し、攻守両面で存在感を発揮。中盤の右に入ったMF小野もMF鎌田らとのコンビネーションで見せ場をつくった。

 「選手たちは準備してきたことをグラウンドで表現してくれた」とフィッカデンティ監督は手応えを感じた様子。主将のFW豊田は「相手がやりたいようにできなかった場面も多くあった。しっかり集中して勝ち点3をつかむ」と次戦を見据えた。

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