青森県板柳町議会の葛西清人議長は22日、豊田真由子衆院議員(埼玉4区)の政策秘書に就いた松森俊逸町議(61)に対する議員辞職勧告決議案の提出を当面見送る方針を明らかにした。9月議会への出席状況を踏まえ、秘書との兼職が町議の職務に支障を来さないかを見極めて対応を検討する意向を示した。

 葛西議長は、自身が所属する会派の会合で決議案の提出を見送る考えを表明。他の議員から異論は出なかったという。会合後、記者団に「欠席が目立つなど町議としての職責を果たせないようであれば、辞職勧告を考える」と述べた。

 葛西議長は15日の町議会全員協議会後には「辞職勧告を出す意思が固まった」と話し、22日に各会派の代表者が集まり協議するとしていたが、協議は行われなかった。

 松森氏は、豊田氏による秘書への暴言や暴力行為が問題になった後の6月30日付で政策秘書に就任。町議会の聴取に「国会議員秘書の経験が17年あり、兼職は可能だ」などと主張していた。【共同】

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