横尾理君の入賞作品「コットン水車」=大阪市リーガロイヤルホテル大阪の表彰式(横尾仁さん撮影)

第41回全国児童・生徒木工工作コンクールで入賞した横尾理君=佐賀市の本庄小

■きねは音も 仕上がり高い評価

 第41回全国児童・生徒木工工作コンクールで、佐賀市の本庄小4年、横尾理(まさと)君(10)の「コットン水車」が入賞した。実際にある水車小屋をモデルに、細かな工夫や木の質感を意識した仕上がりが高い評価を受けた。

 コンクールは日本木材青壮年団体連合会が主催し、全国の小中学生を対象に募集した。約2万4000点の応募から県代表に選ばれた優秀作108点を全国大会で審査し、22点が入賞した。17日に大阪市で表彰式が開かれた。

 損保ジャパン賞(小学校低学年の部)に選ばれた横尾君の作品は武雄市の大楠公園にある水車小屋を再現。事前に水車の仕組みをじっくり観察して制作に取りかかった。構造に工夫を凝らし、「(よくできたのは)水車と一緒に動くきねがコットンと音を立てるところ」と満足げに話す。表面をバーナーであぶり、木目の濃い茶色の質感を本物に近づけるなど細部にこだわった。

 「幼稚園の頃から工作が好き。夏休みはじいちゃんの家に泊まって一緒に作る」という横尾君は、夏休みに3日間ほどこもって工作に励み、これまでもヘリコプターや祖父の作業小屋を製材所に見立て“横尾製材所”を作ったこともある。表彰式に臨んだ横尾君は「中学生も多くて少し緊張した。(全国入賞を果たせて)頑張ってよかった」とはにかんだ。

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