集落営農組織、経営力向上へ

 集落営農組織の経営について学ぶ研修会が、伊万里市のJA伊万里本所であった。規模拡大による作業効率化や生産コスト削減、加工向け野菜栽培で収益性を高める事例を共有し、経営力向上に向けたヒントを探った。

 武雄市朝日町の中山間地域で法人化に取り組んだ「あぐり繁昌」の担当者が、肥料や資材の一括購入でコストを下げ、排水設備などの農地修復に投資する経営方針を説明した。加工用のタマネギを栽培している西松浦郡有田町の立部営農組は、機械化や育苗の共同化により作業時間を大幅に縮減し、面積当たりの収益を改善した事例を報告した。

 県の担当者は、作土層が浅い土壌でも、ほ場の周囲を掘り下げる排水対策を進めることで大豆の10アール当たり収量が300キロを超えた事例や、イノシシなどの鳥獣害対策の基本を紹介した。

 研修会は西松浦農業改良普及センターが主催。伊万里・有田地区の農業関係者約80人が参加した。

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