少子化に伴う高校再編により、来春、佐賀県内で新たに「白石」「鹿島」「嬉野」「厳木」の4校がスタートを切る。再編は2005~07年の唐津青翔、武雄に続く第2弾で、19年4月には、伊万里商と伊万里農林の統合も控える。

 「白石」は白石高と杵島商、「鹿島」は鹿島高と鹿島実業、「嬉野」は嬉野高と塩田工を再編する。新設する3校は既存の校舎を使う。旧6校は今年、入学した生徒が卒業する20年3月31日まで2年間併存する。

 「厳木」は不登校経験や発達障害がある生徒、高校中途退学者が学び直せる「全県募集枠」を設け、県内全域から生徒を募る。現在の太良高校の機能を持たせた2校目となる。

 素案で再編を示したものの、計画を変更した神埼清明と神埼は19年度、神埼が神埼清明の隣接地に移転する。再編予定は現段階ではない。

 県内の生徒数は減少傾向で、本年度は全日制36校のうち3分の1以上の14校が1年生で3学級以下になっている。21年には32校になる。県教委県立高校再編整備推進室の担当者は「旧校の歴史を引き継ぎながら、地域に根差し、共に歩む学校になるよう計画を進めていきたい」と話す。

 厳木高は学校説明会を、7月2日午前9時から唐津市民交流プラザで、同8日午前9時から佐賀市のアバンセで開く。生徒、保護者、学校関係者をはじめ、新厳木高校に関心がある人が対象。説明会後に個別相談ブースを設けるため、事前申し込みが必要。問い合わせ、申し込みは電話0955(63)2535。

このエントリーをはてなブックマークに追加