百歳以上6万7824人

 敬老の日(今年は18日)を前にした厚生労働省の調査で、全国の100歳以上の高齢者は過去最多の6万7824人に上ることが15日、分かった。昨年よりも2132人多く、47年連続の増加。女性が全体の87・9%を占めた。同省の担当者は「医療の進歩や健康志向の高まりの影響が考えられる」としている。

 住民基本台帳を基に「老人の日」と定められている15日に100歳以上になっている人数を1日時点で集計した。男性は昨年から30人増の8197人、女性は2102人増の5万9627人。

 2017年度中に100歳になる人は3万2097人となる見込みで、16年度より350人増えることになる。

 国内最高齢は女性で、鹿児島県喜界町の田島ナビさん、1900(明治33)年8月生まれの117歳。男性の最高齢は北海道足寄町の野中正造さんで、1905(明治38)年7月生まれの112歳。

 ギネス・ワールド・レコーズ社が世界最高齢としていた113歳のイスラエル在住の男性が8月に死去したことから、野中さんが世界最高齢の男性として認定される可能性がある。

 100歳以上の高齢者は、都道府県別では東京が5835人で最も多く、神奈川3737人、大阪3559人が続いた。

 人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数は全国が53・43人。島根(97・54人)が5年連続最多で、鳥取(92・11人)、高知(91・26人)の順。最少は埼玉(32・09人)で、次いで愛知(35・01人)、千葉(37・83人)。大都市圏への人口集中が続き、高齢者の割合が高まっている地域もあることから、これらの差が生じたとみられる。

 調査を始めた63年の100歳以上の高齢者は153人で、その後増加傾向が続いている。98年に1万人を超え、12年に5万人を突破していた。日本人の平均寿命(16年)は女性が87・14歳、男性が80・98歳だった。【共同】

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