福岡区検は20日、佐賀銀行箱崎支店(福岡市東区)に窃盗目的で男3人が侵入した事件に関与したとして、建造物侵入の疑いで再逮捕された元行員の吉田淳被告(42)=窃盗罪などで起訴=を処分保留とした。

 吉田被告は現金数千万円が盗まれた干隈支店(同市城南区)の鍵やセキュリティーカードを同僚宅から盗んだとして窃盗罪などで起訴され、勾留が続いている。福岡県警は二つの事件の関連や、他にも実行役がいなかったか捜査を続ける。

 男3人は既に建造物侵入罪で起訴され、うち2人は福岡地裁で実刑判決を受けた。判決などによると、3人は8月8日夕、箱崎支店の職員専用出入り口から、金庫から現金を盗むために侵入したが、途中で警報機が作動し断念。吉田被告は、男らに侵入方法を教えるなどした疑いで11月に再逮捕された。吉田被告は、13日に福岡地裁で開かれた窃盗罪の初公判で起訴内容を認めている。【共同】

【佐銀福岡支店・多額窃盗事件関連記事】
佐銀2支店侵入事件、暴力団関与の可能性
佐銀支店で高額盗難、行員関与か 福岡県警
福岡の佐銀支店侵入 暗証番号入力、解錠か
佐銀の頭取陳謝、行員を処分 説明は事件全容解明後に
佐賀銀行元行員、同僚宅から支店の鍵窃盗か
事前に3千万用意させたか 佐銀侵入罪の男ら

このエントリーをはてなブックマークに追加