生産農家が持ち込んだハウスミカンを選別する作業員=唐津市の浜玉選果場

 ハウスミカンの生産面積と生産量で日本一のJAからつで、本年度産の出荷が26日、唐津市浜玉町の選果場で始まった。天候に恵まれ、出荷量は前年並みの4500トン、販売高36億円を見込んでいる。

 初売りは東京や大阪、福岡の市場で28日に開かれ、例年並みの1キロ当たり2500円前後でスタートするとみられる。

 昨年秋は気温の高い日が続き、ハウスの加温が遅れた。影響が懸念されたが、1月以降に好天が続いたため実になる花が多く咲き、出荷量は前年並みを維持できる見通しという。

 JAからつ管内では今季、164戸の農家が86ヘクタールで栽培しており、初日は浜玉町の1農家が約900トンを出荷した。平均糖度は12・8度と甘く育ち、作業員が傷の有無をチェックしながら化粧箱やパックに詰め込んだ。

 JAからつの担当者は「今年も味、品質は申し分ない。昨年の売値と同じくらいになれば」と期待する。出荷は7月がピークで、9月ごろまで続く。

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