固定電話に貼る手形ステッカー=佐賀市の諸富警察署

防犯ステッカーを受け取った民生委員の北村喜久夫さん(左)と中野勝文さん=佐賀市の諸富警察署

◆電話でお金の話大丈夫?

 防犯啓発ステッカーを固定電話に貼り付け、ニセ電話詐欺を未然に防ごうと、諸富署は手形の防犯ステッカー計千枚を諸富・川副地区の民生委員らに手渡した。ステッカーは、民生委員らが月に1回ほど行う高齢者の見回り訪問などで配布していく。

 贈呈式では、平川広諸富署長が「被害者のほとんどが高齢者。貯金した年金が一瞬にしてなくなるような被害をなくすため、防犯に努めていく」とあいさつした。川副地区民生委員の北村喜久夫さんは「ニセ電話詐欺は、不安な心につけ込み言葉巧みにだまし取るなど被害が深刻」と話した。

 贈呈式後、諸富地区で一人暮らしをする弟子丸和子さん(86)は、さっそく手形ステッカーを自宅の固定電話に貼り付けた。詐欺の疑いがある予兆電話(アポ電)が頻繁にかかるといい「被害に遭わないよう、取り合わないようにしている」と話していた。

 県内のニセ電話詐欺の被害は、7月末までで44件(前年同期比3件減)で、予兆電話は421件(前年同期比285件増)。このうち諸富署管内の被害は3件(前年同期比2件増)で、予兆電話は12件(前年同期比9件増)が確認されている。

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